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【第29話】スペインのバルについて

カテゴリ:スペイン語を話す国

Hola!
マリアテレサスペイン語スクールです。

スペイン旅行へ行かれたことがある方は、ご存知だと思いますが、
あちこちにバルがあり、どこへ入ればいいのか目移りするほどです。
なぜこんなにバルが多いのか。
 
実はスペイン人にとってのバルは、生活に欠かせないお店
なんです。
 
朝はコーヒーや朝食のために、昼間はランチやカフェとして、
夜は家へ帰る前にちょっと飲んでほろ酔い。
このように1日のうちにバルを利用する回数は一度とは限らず、
朝から晩まで何度も利用する風習がスペインにはあります。
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一緒に行く相手は、コーヒーで、私はワイン、
朝食と一緒にビール!なんてことも可能です。

ビールやワインと一緒にぜひ食べていただきたいのが、「タパス」です。
「タパス」とはスペインの小皿料理のこと。
オリーブ、チーズ、ハム類の乾きもの、マリネやサラダなどの冷菜、アヒージョや揚げ物などの温菜など
バスク地方では「チーズケーキ」が有名なバルもあります。
最近コンビにで売られていますよね?「バスチー」
これは、スペインの有名バルのチーズケーキをまねて販売されているんです。
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そして日本の居酒屋さんのように時間のかかる手の込んだ料理は少ないです
(※もちろん、レストランバルとしてきちんと食事を提供しているお店もあります)

スペイン人の夕食の時間は一般的に21時〜23時と遅い時間のため、
1杯飲んだら次の店へ行き、2〜3軒はしごをしてから帰宅するのが通常です。
1皿食べてビール飲んで、すぐに次の店へ移動する。これって日本だとハードル高いし、
失礼かな?って感じますよね?
でもスペインでは当たり前なんです。

ビールやサングリアは1杯が大体3ユーロ(1ユーロ=約120円)と、リーズナブル。
スペインの「グラナダ」では、お酒を頼むと自動的にタパスが1品ついてくるというお店もあり、ビール代のみでおつまみをいただくことができてしまいます。

スペインへ旅行する観光客にとっては、とても便利に使えるバルです。
基本、バルではスペイン語のみとなります。
都会にある観光客用のバルの場合は、メニューに英語や日本語表記があるところもあります。
でもできれば、スペイン語で挨拶して、スペイン語で頼みたいですね。

スペイン旅行の予定のある方は、マリアテレサスペイン語スクールで旅行会話を勉強してから
行ってください。
きっと美味しいものに出会えますよ!

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