ホーム > スペイン語を話す国
カテゴリ:スペイン語を話す国
Hola!
神戸のマリアテレサスペイン語スクールです
スペイン語圏では、クリスマスの降誕シーンを再現した飾りを指す言葉は、国によって少し異なると
前回のブログでお話しました。
スペインでは、イエス・キリストの誕生を再現したシーンを「Belen」と呼びます。
今回は、ペルー(Peru)の「アンデス地方、アヤクチョ地方(Ayacucho)
の伝統的なクリスマスのお話です
アヤクチョ地方では、工芸品で、イエス・キリストの誕生を描いたミニチュアの彫刻セットを飾ります。
これはレタブロ(Retablo)と呼ばれ、宗教的なテーマにアンデス文化の要素を
融合させたものです。
レタブロは、高地の先住民にとって重要な宗教的、歴史的、または日常的な出来事を描いた
持ち運び可能な箱の形をした、洗練されたペルーの民芸品です。
主な特徴
◆手作りのフィギュア
聖母マリア、聖ヨセフ、イエス、東方の三博士などが登場しますが、アンデス地方の伝統衣装を
着ていることが多いです。
材料は粘土や石膏、マゲイ植物の繊維などが使われます。
◆アンデスの要素
動物はラクダではなく、リャマやアルパカが使われます。
背景にはアンデス山脈や地元の教会が描かれることもあります。
◆鮮やかな色彩
ビビッドな色使いと細かな装飾が特徴です。
◆レタブロの形
小さな箱の中に誕生のシーンが再現され、箱の扉には装飾が施されています。
また持ち運べるようになっています。
◆文化的・宗教的シンボル
キリスト教の要素とアンデスの世界観(例:パチャママ=大地の母)が共存しています。
このレタブロは、あくまでも「アンデス地方、アヤクチョ地方」のお話になります。
当校のペルー人講師はスペインのベレンと同じ物を飾っていたそうです。
国や地方によって、名前や飾りも違うのは面白いですね
#マリアテレサスペイン語スクール
#神戸#元町#三宮#スペイン語学校#スペイン#スペイン語#留学#ペルー#peru#クリスマス