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【第5話】Vino! Vino! Vino!

カテゴリ:スペイン語を話す国

Hola!
みなさま、こんにちは!マリアテレサスペイン語スクールのMariluです。

スペイン語を話す国、第5話です!
しばらくご無沙汰してしまいましたが、みなさまはいかがお過ごしですか?

さて、前回はスペインのバル文化とタパスについてお話ししました。
「読みましたよ!スペインにぜひ行ってみたくなりました!
スペインでバルのはしごをしたいです!」と、多くの方から嬉しいお言葉を頂きました。
「そうなんですよー、スペインのバルは本当に楽しいんです。」と、
その度に熱弁しております(満面の笑顔で、ふふふ)。

「バルセロナに行くのですが、どこかお勧めのバルはありますか??」IMG_1277
「なんですと?バルセロナに行かれる!?
それなら、ぜひ〇〇〇と△△△というバルに行ってきてください!!
あ、☆△〇というバルにも時間があれば是非!あのバルは魚介類が最高です!」といった
マル秘情報も惜しみなく提供しております♪

お勧めのバル情報が欲しい方は、どうぞご遠慮なく、いつでも聞いてくださいね!
お勧めのバルリストをもれなく、差し上げます♪

さて、今回はワインとオリーブについてお話ししますね!
ワインと言うと、今まではフランス、ドイツ、イタリアのワインが日本ではよく飲まれてきました。
チリ産のものが好き、という方も多いことでしょう。
ここ数年で、スペインのワインも日本に入ってくるようになりましたが、
それでもまだまだ少ないと思います。
本当にスペイン人って商売がへたくそなんですよー。
もっとイタリア人やフランス人の様に、自国の良いものを売り込めばいいのに!
本当に商売っ気がない人たちなんです。
(そんなことない!と言ったクレームは受けつけませんので、怒らないでくださいね)
でも、そこが彼らのかわいいところでもあるのですが・・・。

そんな商売っ気のないスペインですが、ワインとオリーブオイルはたくさん輸出しています。
スペインは世界でも有数のワイン&オリーブ輸出国なんですよ~☆

スペインには、3000年以上のワイン作りの歴史があり、
人々にとって、ワインはなくてはならないもの。
スーパーに行けば、広大なワインコーナーに、ずらーっと色とりどりのワインが並んでいます。
生産地もたくさんあるし、スペイン政府が定めている基準も細かくあり、値段の幅もとても広いのです。

安いものであれば、水より安いワインがあります。1374486791_g1
「え、水より安いワイン?」と思うことでしょう・・・。
スペインでは、ほとんどの地域で水道水が飲めないため、ミネラルウォーターを買うのが通常です。
ということは、天然水は生活に絶対になくてはならないもの。
どこでも、ミネラルウォーターは手ごろな値段で買うことが出来ます。
しかし!それを更に上回るお手頃な値段で買えるワインもあるのです。
「はて、お味の方は・・・?」
ま、この値段ならこんなもんでしょう(文句は言うまい)といったところでしょうか。
一度、どんなもんか試してみたいというアドベンチャーな方は、ぜひスーパーで探してみてください。

まぁ、そんな安すぎるワインはイマイチなお味かもしれませんが、
一般的にスペインのワインは美味しいものが多いと思います。
わずか、5ユーロぐらいでも、おいしいものがたくさんあります。
「5ユーロって500円~600円ぐらい?」
そうです、そんな値段で、おいしいワインが買えるのです。
「ワインが好きすぎて、ワインに浸かっていたい。ワインに溺れたいくらいです!」
という強者がいれば、ぜひ、スペインへの移住を検討、もしくは提案してみてください。
毎日、夢のようなワイン三昧の日々を送れることでしょう。
これぞ、スパニッシュドリーム。
一緒に、最高級のイベリコ豚の生ハムと、マンチェゴチーズ、オリーブがあれば、
軽く3本は行けますね(私じゃないですよ)。

さて、スペインのワイン事情をご説明いたしましょう!Vino bodega
スペインは、
・ぶどうの栽培面積では世界1位
・生産量では世界3位(フランスとイタリアに比べ単位面積収穫量が低いため)
・輸出量は世界2位、輸出額では世界3位

なのです!!!!!
ということは、名実共に、世界のトップ3に入っているわけですね。
私はアメリカにしばらく滞在したことがありますが、ロサンゼルスでは数多くの
スペインワインがありました。
そして、とても人気がありました。
世界ではとてもポピュラーなんですね。
また、スペインでは約146品種にも及ぶぶどうが栽培されています。
スペイン原産による品種も多く、約40種類ほどは地方によって呼称が変わるのです。

スペイン政府が定めている基準もいろいろあります。
簡単に説明しますと、

ホーベン/シン・クリアンサ と呼ばれるものは、
樽熟成1年以下、または全く樽熟成を行わないワイン

クリアンサ は、
赤ワインの場合は、樽と瓶内で出荷まで24ヶ月熟成。うち6ヶ月以上を樽で熟成。
(リオハの場合は12ヶ月の樽熟成)
白とロゼの場合は、樽と瓶内で出荷まで12ヶ月熟成。うち6ヶ月以上を樽で熟成。

レセルバ は、
赤…樽・瓶熟成3年以上、そのうち樽熟成最低1年以上
白・ロゼ…樽・瓶熟成2年以上、そのうち樽熟成最低6カ月以上

グラン・レセルバ は、
赤…樽で2年以上熟成した後、瓶で3年以上熟成
白・ロゼ…樽・瓶で4年以上熟成、そのうち樽での熟成は最低6カ月以上必要

となります。
つまり、グラン・レセルバが中でも特に高品質となります。
スペインワインを飲むとき、その辺りをぜひ見てみてください!
味わいもそれぞれ違うし、飲み比べてみるのも楽しいと思います
(ただし、飲み過ぎ&羽目の外しすぎにはご注意くださいね。多少なら楽しいですけど~)

スペイン人にとってワインはとても身近なものです。
お祝い事があるときは、ワインで乾杯します。
夏になれば、赤ワインと甘い炭酸水(スプライトのようなもの)を割って飲むのが人気です。
「Tinto de verano(ティント・デ・ベラーノ)」と言って、特にアンダルシア地方でよく飲まれています。これもとってもおいしいですよ♪

シェリー酒はご存知ですか?
シェリーというのは、英語の名前ですが、スペイン南部のアンダルシア地方にある、カディス県にある「ヘレス」という町で作られている強化ワインなのですよ。
なので、シェリー酒と言えば、全てスペイン産、ヘレスで作られているものなのです。
シェリー酒は、100%ぶどうを使用した白ワインです。
スペインでは、産地の名前のまま、シェリー酒のことを、ヘレスと言います。
スペインに行かれたら、ぜひ飲んでみてください!

あとは、カバですね!
カタルニア地方が原産の、スパークリングワインです。
最近は日本でも人気が高まってきました!
これからのクリスマスシーズン、今年はぜひカバ(CAVA)で輝かしい未来に乾杯!
なんていかがでしょう?

さて、次回はオリーブオイルについて書きますね!
これも、スペイン人には欠かせないものです。

楽しみに待っててくださいねー!

☆今日のスペイン語メモ☆

赤ワイン Vino tinto
白ワイン Vino blanco
ロゼ Vino rosado
シェリー酒 Jerez
カバ Cava

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